【採用支援】在宅開始から体制の整備をサポート
漢方薬局から保険調剤、そして在宅へ取り組んだ事例を紹介します。
企業情報
薬局名:田辺薬局
会社名:有限会社田辺薬局
エリア:神奈川県
店舗数:1店舗
在宅患者数:まだこれから
代表取締役:田辺 豪
要望
在宅人材の採用
在宅薬局の体制整備(オペレーション・患者の獲得など)
課題
はじめての在宅、どうやって取り組むのか?
どんなリソースが今後必要になるのか?
施策
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コンサルティング支援(在宅開始サポート~採用を見据えた在宅コンサル)
効果
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在宅開始の準備
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採用計画の準備
サービス利用のきっかけ
HYUGA PRIMARY CARE(※以下、HYUGAという)さんとの出会いは、ホームページの検索で薬局経営について調べて、コンサルティングができる、というのを見てご連絡したのがきっかけです。当薬局は、元々保険薬局でしたが、漢方・OTC中心の薬局で直近は営んでおりました。この度、テナントでメンタル系のクリニックが入ったのをきっかけに保険調剤に戻す形をとりました。1年程やってみて処方箋の枚数も落ち着いてきたところ、このままではジリ貧になってしまうことに危機感を感じ、打開策としては「在宅」しかないと判断しました。そこでイチから在宅に取り組むには、というのでHYUGAさんとのご縁に繋がった形です。
在宅開始に向けた課題
課題は、在宅を全くやったことがないため、在宅の事業規模自体が分からない、ということでした。例えば、在宅の進め方、人員体制、必要資金といったことなど、先行投資にいったいどれくらいかかるかが不明瞭でした。
どのように課題解決したか
上記のような状況で、今あるものを増やす=加算を取ることをはじめとし、ヒアリングの中で、御社で今後このような課題が出てくるだろう、そして人員的にも半年先~1年先から逆算し、採用活動をしていく必要があると提案を頂きました。そこでお願いしたのが下記のサービスです。
■コンサルティング支援(在宅開始サポート~採用を見据えた在宅コンサル)
内容としては、長期的には、体制の構築のための採用支援。短期的には、在宅開始をスムースに進めるコンサルティングの支援です。
具体的に、短期的な支援の在宅準備として、
・保険調剤・在宅薬局とはどういうものか・何が必要となるのかのレクチャー
・実際に、在宅患者200名を対応するHYUGAさんの店舗である”きらり薬局”の店舗見学
・在宅患者獲得のための施設営業に同席(HYUGA営業マンとの同行)
をそれぞれ行いました。
これらで最初のステップである、在宅に取り組むための情報収集ができたと思います。実際に在宅現場・薬局内部でおこなっていることを体験することで、先の道筋が見え、どれくらいのリソースが必要かのイメージがつきました。あとは、上記で学んだことを自社薬局へ落とし込んでいくフェーズになりました。
その後、採用面においても準備を行う予定です。現時点では弊社にこれといったビジョンがないため、改めてどのような方向性の会社なのか、弊社で求める人はどのような人か、どういう役割を期待するのか、などを定義し、採用募集を行う予定です。
まとめ
ここまで、主に私一人が在宅部分を担うため、リソースの限界はあるものの、1つずつクリアしていくしかないと思っています。今後、在宅を増やすためには、人員の確保が必須となりますが、並行して在宅患者獲得のために、週1日だけでも時間を確保して周辺の施設などに営業活動をコツコツやってきたいと思います。
最後に、HYUGAの担当さんには、現状の課題を伝えた上で、中期・長期的な視点から何をすべきか、自身の判断軸をもって、客観的にご提案頂きました。これが私には非常に納得感があり、先の道筋が見えたと感じました。この見通しに沿って、今後も良い方向に進んでいければと思います。
※このインタビューは、コンサルティング支援の中盤で行ったものです。まずファーストステップの在宅ができる準備段階での現状報告的な内容となりますが、また進捗は追ってアップできればと思います。
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