【医薬品購入交渉】「ガン末期までを対応できる薬局を増やす」 原価を抑え、経営の安定化へ
調剤薬局から介護事業までを網羅的に手掛ける「(株)smilink」(すまいりんく)。
若くして戦略性を持った経営手腕を発揮する、西社長にお伺いしました。
企業情報
薬局名:ブレイブ薬局
会社名:株式会社smilink
店舗数:5店舗
在宅患者数:450名(居宅算定患者数)
従業員数:40人
設立:2016年
要望
ガン末期患者まで対応できる薬局を目標として、
社外研修にて効率的かつ体系的に早期スキルを習得したい
課題
コスト削減のために仕入れ値を抑えたいが、
大量購入ではないため価格交渉に挑みにくい
施策
KIRARI PRIME(旧:ボランタリー事業)の加盟、
医薬品の購入交渉代行の利用
効果
以前に比べ、納入価を抑えることで原価コスト削減を実現
きらり薬局との出会い
元々弊社は耳鼻科の外来患者がメインの薬局でした。開業後1年くらい経ってから、地域ニーズに加え、経営の安定化という面からも在宅に取り組むことにしました。そこで、経営を圧迫する原価部分のネックから、医薬品の価格交渉代行を検討していたところ、知り合いのつてで紹介してもらった「きらり薬局」さんに出会ったのが始まりでした。
コスト削減をおこなうにあたっての課題
やはり弊社のような小規模な地域薬局だと、医薬品の原価コスト削減にも限界がありました。大手に比べると仕入れ量も少なく、どうしても価格交渉には挑みづらいところがありました。また卸さんとの関係を悪くするのも嫌だったのでどうしたものか、悩みの種でした。
導入後の変化
導入後の変化としては、なかなか良い数字の卸値(納入価)を実現してくれ、経営的にも非常に助かっています。
導入前に、実施した場合のシュミレーションを出してくれるのが魅力的で、年間のコストダウン額が想定できたのも大きいですね。正直のところ、他社との比較もしやすかったです。こういった諸々の対応とキャッシュフローの予測がついたのが決め手だったと思います。
また実際の研修講師が、薬局長として店舗管理をするような現場の方と最初からわかっていたため、当日も現場の細かいところまで質問に対応できるというのも安心できる点の1つでした。
実際の効果
また、卸の担当さんとの関係も変わらずに継続できているのは非常にありがたいです。卸さんは地域の方々の色んな情報などに詳しく、情報交換ができるので、関係が全くなくなるというのは避けたいところでした。
まとめ
最終的には、経営的にキャッシュフローが見えるための情報を提供してくれたこと、支払いのサイトも変わらず、今までの卸関係と変わらないことなどが非常にメリットだと考え、きらり薬局さんにお願いすることにしました。結果論ですが、これは中小薬局がやらない理由がないと言っても過言ではないと思っています。
こちらのサービスで投資原資を確保でき、設備やスタッフ教育に充当できたことで成長戦略が描けたのだと思っています。
(※投資として、弊社の教育研修も実施頂きましたのでこちらもご覧頂けましたら幸いです)
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