【Kirari prime service】「門前からの脱却。熊本市における在宅医療のあり方を率先して変えていきたい」

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KIRARI PRIME(きらりプライム)

B!

 「門前からの脱却。熊本市における在宅医療のあり方を率先して変えていきたい」
 在宅について何も知らないところから、その想いを実現するために取り組んだことを、創業者の佐藤社長にお伺いしました。 

企業情報

薬局名:共生薬局
会社名:アルファルマ株式会社
店舗数:5店舗
従業員数:30人
設立:2013年
代表取締役:佐藤 拓司

要望

在宅について全くわからないまま手探り状態で、知識・ノウハウを知りたい

課題

薬局が自宅や施設まで薬を届けてくれる』というサービスを知らないため患者さんが増えない
周辺地域への周知ができていない

施策

KIRARI PRIME(Kirari prime service)の加盟
きらり薬局の店舗見学
施設営業レクチャー

効果

薬剤師の質の向上
日常業務の中で様々なアイデアや閃きなどで改善する姿勢

目次

きらり薬局との出会い

実は黒木社長のことは、開業前から知っていたんです。調剤薬局に薬剤師として勤務しながら、“いずれは起業しよう”という目標を持っていましたから、九州にはどんな薬局があるのか、どんなことをやっているのか…と、Webで情報収集をしていて、たまたまきらり薬局さんのサイトを見つけたんです。それ以来、『すごい人がいるんだなぁ…』と、ずっと気持ちの中に残っていました。開業後、知人のツテで黒木社長を紹介してもらえることになり、5~6年ほど前に初めてお会いしました。居酒屋で、ざっくばらんな話をしながらも、たった2歳しか違わないのに在宅に特化した最先端の取り組みを実践していて、『尊敬できる人だ』と感じました。その時は、当社もすでに在宅に取り組んでいましたが、何も判らない状態でスタートしたので、色々と相談させてもらいました。その頃までは個人宅を中心に回っていましたが、高齢者施設に対する営業のやり方や対応の仕方なども、黒木社長にアドバイスをいただきました。

在宅調剤を始めてから「ハードル」を感じたこと

とにかく『薬局が自宅や施設まで薬を届けてくれる』というサービスを知らない人の方が多いわけですから、患者さんが増えないことが最大のハードルでした。営業は、基本的に私1人でやっているのですが、在宅療養中の患者さん宅を訪問しても、在宅調剤を知らない人の方が圧倒的に多かったです。その後、ケアマネさん対象の説明会を行うなどで、現在、市内のいくつかの施設の処方せんを受けるようになりました。

実施したこと

まず大野城店を見学にうかがいました。店舗の大きさに圧倒され、しっかりした動線によって流れ作業で行われている仕事のやり方にも驚きました。当然のことですが、門前薬局と在宅とでは、仕事の流れが大きく異なってきます。特に複数の施設から依頼をもらい、多くの処方せんを受けるようになると、どの薬をどこに持って行くか…という整理整頓が難しいんです。きらり薬局さんの大野城店を見学して、10年くらい在宅をやりながら、薬剤師が最も整理整頓しやくすく、やりやすい方法で動線が組み立てられていることを痛感しました。

実際の効果

薬剤師の質の向上につながったのではないかと思います。特に在宅に関しては、学べることを全て学びたいと考えていますし、「大先輩」とい言うか「お手本」の存在があることで、日常業務の中で様々なアイデアや閃きが生まれることを期待しています。

まとめ

私は起業時から、『社員ファーストの薬局を作ろう』というビジョンを掲げていました。1人ひとりの従業員が生き生きと仕事をして、仕事の中で輝いて、退職者のない会社にしたいと考えています。その中で、在宅の拡大という新しい目標ができて、それに向けて模範となるきらり薬局さんと提携することにより、個々の薬剤師にとっても刺激や向上心が芽生えるのではないでしょうか。黒木社長とお話しして、熊本方面に店舗展開される予定は全く無いとのことでしたので、当社が率先して熊本市の在宅医療のあり方を変革させられるよう頑張るつもりです。

 

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